仰向けだといびきをかく?
仰向けで寝るとなぜいびきをかくのでしょうか。それは仰向けの姿勢ではのどの上気道が狭くなるからです。仰向けに寝ると舌がのどに落ち込み易くなり、口の奥の粘膜の柔らかい部分口蓋垂(のどちんこ)が下がってしまいます。その結果上気道が塞がったり狭くなってしまいますから、呼吸をする時の空気抵抗が大きくなるために、のどの粘膜の振動が増えていびきをかき易くなるのです。
ところで、いびきをかくのは人間だけだといわれていますが、それは動物の中で仰向けに寝るのは人間だけだからです。しかし、犬や猫でもたまには仰向けの姿勢で眠ることがないとは言えませんね。そしてそのような姿勢では犬や猫でもいびきをかくかも知れません。そして、無重力状態では横になって寝なくても立ったまま眠ることが出来ますからいびきをかかないと言われています。
豪快にいびきをかいて寝ている人はいかにも健康そうで、ぐっすり眠っていると思いがちですね。しかし、実はそうではないのです。いびきは、のどや鼻を通る空気が粘膜をこする摩擦音です。 そしてのどや鼻を空気が通る場所が狭いといびきをかくのですから、いびきをかく人は少ない空気しか呼吸してないのです。
つまり、いびきをかく人は吸う酸素の量が少なくて、酸欠状態だと言えます。 いびきは毎日かきますから、この酸欠状態が続くと体に負担がかかります。 そして、酸素を体内に供給するために赤血球が増えますから血管が詰まりやすくなるので、心筋梗塞や脳卒中を起こしたり、 不整脈から心不全などが起き易いことになります。



